「犬棒かるた・百人一首」の放送

古保利小では、12月と1月は、1・2年生は「犬棒かるた」、3年生以上は「百人一首」に取り組んできました。「犬棒かるた」は覚えやすく、低学年の子もすぐに取り組みました。しかし、「百人一首」は昔の仮名遣いであり、かるたより歌が長く、また、覚えにくい歌もたくさんあります。百首もあるのも大変なところです。ですから、1月に入ってから、暗唱がなかなか進まない子も出てきたようです。

そこで、1月と2月上旬の給食時のお昼の放送を利用して、放送委員会の子に毎日「犬棒かるた」と「百人一首」を二つずつ読んでもらいました。全部で「犬棒かるた」の全44枚、「百人一首」の46枚を読んでもらいました。

はじめの頃は、1年生や2年生の教室から、「かるた」の二文字目から続く言葉が聞こえてきました。しかし、コロナ対策「黙食」のため、じっと静かに聞かなければならず、どの教室もしーんとした給食時間になりました。本当は、1・2年生の子たちは、覚えているかるたの続き言葉を言いたくて仕方がないのです。一方、読み手の5・6年生の放送委員会の子たちは、何度も「百人一首」を読んでいるうちに、読み方がだんだんうまくなっていきました。

2月10日現在のシールの状況です。なんと1・2年生全員が、「犬棒かるた」を覚え、合格しました。これは、すごいことです。でも、途中から、シールを貼り忘れることが増え、シールの枚数にはばらつきが出てきました。

一方、「百人一首」の方は、下の写真の通りです。1番の「秋の田の」から、10番までは、たくさんのシールが貼っていますが、あまりシールが貼っていない歌もあります。また、来年、頑張って取り組んでくれることを願っています。