避難訓練(不審者対応)

12月3日(金)に、今年度3回目の避難訓練を実施しました。今回は、「不審者対応」の訓練です。木之本警察署の方にも協力していただき、「不審者役」「通報先の電話対応役」「不審者を捕獲する役」などを演じてもらいました。

今回は、運動場をうろつく「不審な人」を発見した学校職員が聞き取りをした後、「不審者」と認め、全校放送をして、児童をすばやく避難させ、職員は警察署に通報しました。かけつけた警察署員に「不審者」を確保していただき、安全確認をした後、訓練は終了しました。

不審者役の方も、捕獲される方も、学校職員も、本番さながら真剣に訓練しました。あとの反省会では、警察署の方から、いろいろチェック項目で振り返っていただき、的確な行動・訓練であったと指導していただきました。

その後、体育館に移動し、避難訓練の反省をしました。「真剣に訓練(避難)できた人は?」の問いに、ほとんどの児童が挙手をして、「命を守る訓練」に一人ひとりがきちんと向き合ったことが分かりました。生活安全課の方からは、合言葉「いかのおすし」で、不審者と出会った時のとるべき行動を丁寧に教えていただきました。

また、登下校中の間に、不審者に出会った時、どのように逃げるのかのシュミレーションをしました。実際に登校班の子どもたちが歩き、不審者役の人が近づいてきて、うまく逃げるというものです。

湖北地方にも、時々不審者情報が届きます。「スマホで撮影された」ことから、「後を付けてきた」など、内容はいろいろです。子どもたち自身も、すばやく・正しく判断して、「ついて行かない」「逃げる」「人を呼ぶ」などの身を守る行動ができるように、これからも警察の方と連携・協力して、指導していきたいと考えています。

警察署から、たくさんの方に来ていただき、お世話になりました。ありがとうございました。また、ご存じの方もおられると思いますが、翌日(12月4日)の中日新聞の滋賀版には、今回の不審者訓練の様子が掲載されました。