2年「かるた取り」

古保利小学校では、1・2年生は、12月に「犬棒かるた」の暗唱に取り組んでいます。44枚の札に書かれた「ことわざ」を全部覚えようと、とても頑張りました。12月22日(水)に、2年生で「かるた取り」が行われました。

ルールは、札を読み始めるまでは、手を頭の上に置きます。同時に札を触ったら、じゃんけんで決めるようです。

みんなほとんど覚えているので、「読み札」が読み終わらないうちに(いや、最初の文字で。)、すべて取られます。本当に早いです。

冬休みの直前まで、1・2年生たちは、「覚えた」合格をもらうために、校長や教頭先生のところにやってきました。おかげで、たくさんの子が44枚すべてを覚えることができました。また、この頃には、「犬棒かるた」の一覧表には、こんなにたくさんの合格シールが貼られました。

「ことわざ」の中には、とても難しいものがあります。難問3つは、次の「ことわざ」でしょうか。『瑠璃も玻璃も照らせば光る』…才能や素質がある人は、どんな状況になっても、その力を発揮するということ。  『天知る 地知る 我知る 人知る』…誰も知らないと思っていても、悪い行いは、必ずばれてしまうものだということ。  『無理が通れば道理が引っ込む』…あやまった考えが世の中で通ってしまうと、正しいことが行われなくなるということ。

1・2年生の子どもたち、よくこんな難しい「ことわざ」も覚えるもんだなと感心します。(ただし、今は言葉だけを覚えていて意味は分かりませんが、やがて、この言葉(ことわざ)に出会い、理解するときがくると思います。)しかも、たくさんの子が、すらすらと読んでくれます。今日のような一見遊びのような「かるた取り」ですが、聞いて、考え、手を出して、札を取るという、一連の動きを繰り返すことで、さらに「犬棒かるた」を頭と体で覚えることでしょう。みんな賢くなっています。