日本の学校給食は、明治22年に山形県の小学校で始まりました。当時は、「おにぎり、塩ザケ、つけもの」などのメニューがあったそうです。その後、戦争などの影響で中断され、戦後、支援物資による給食再開(脱脂粉乳や缶づめなどを用いた給食)を記念して設けられたのが、1月24日から1月30日の「全国学校給食週間」です。
現在、どの小学校でも、この週間を中心に学校独自の給食週間の取組を行っています。古保利小学校の給食および給食週間を紹介しましょう。
玄関を入って、右側にあるのが配膳室です。ここで、校務員さんが配膳の準備や後始末の業務を行っています。身なりも整え、配膳室の整理整頓に努め、いつも清潔に保っています。各学級へ、毎日ご飯やおかず・牛乳・デザートなどをきちんとした数・量で配る準備をしています。
この配膳室のガラスの戸棚の周りには、いろいろな掲示物があります。「今月の献立表」毎日必ずこれを見てから教室に行く子がいます。「今日の給食は何かな?」食器の返し方などが載っている「給食・食育だより」もあります。各学級単位で、準備や後始末・身なりなどをチェックしたシールも貼られています。
朝ごはんの大事さがわかるポスターや新聞も貼ってあります。みなさん、ちゃんと食べていますか?
委員会の子どもたちが描いたポスターも貼ってあります。
1年生では、給食週間の冊子の資料の最後のページに書いてある「おはしの持ち方」を練習しました。
このようなおいししそうな給食が出てきます。
給食週間に合わせて、給食主任の先生が、長浜学校給食センターの「調理員さんの一日」の新聞を貼りました。お仕事の様子が大変よく分かります。一度にたくさんの給食を調理してくださっているのは大変ですね。
給食の時間に、1年生の教室にお邪魔しました。御存じの通り、食事中の感染リスクが高いこともあり、給食中は、席を離し、全員同じ方向を見て、「黙食」です。こういう時、古保利小の人数は程よい人数で助かっています。給食中の放送では、委員会の子が、「今日の献立」や、「犬棒かるたや百人一首」の紹介、リクエスト曲の放送などをしてくれます。
先ほどの委員会のポスターには、こんな文字が。