古保利小学校の人権週間は、12月3日から10日まででさまざまな取組を行いました。玄関ロビーには、「ポジティブに考えよう」の掲示物を張ったり、「やさしさの木」に「やさしさの葉」を貼る取組をしたりしました。
日ごとに「やさしさの葉」が増えていき、「やさしさの木」は、「葉っぱ」がにぎやかになりました。同時に、古保利小学校自体に「やさしさ」が増えていることを子どもたちのことばや行動から実感しました。学級では、道徳の時間に「やさしさ」や「思いやり」に内容の学習をしたり、学活の時間に「人権」に関わる取組をしたりしました。
また、12月8日(水)の1時間目には、「人権読み聞かせ」を各クラスの大型テレビの画面に映し出し行いました。10月に劇団の方が来てくださり、公演していただいた「えんとつ町のプペル」です。このお話には、「人を見かけで差別しない」「友だちと仲良くする」「友を信じる気持ち」「家族を思う気持ち」など、いろいろ考えさせられる内容が詰まっているいいお話です。
読み聞かせが終わってから、お話について感想を言い合ったりしたり感想文を書いたりするなど、各クラスごとに取り組みをしました。「○○先生の声が、ルビッチだった。」などの声も。
今回の読み聞かせは校長の発案による企画で、道徳主任・人権教育主任・生徒指導担当・教頭・校長と人権教育に関わる主な教員5名で人物やナレーションなどを分担し、声を録音しました。慣れないことなので、大変緊張した中での録音でしたが、予想以上の出来で子どもたちにも喜んでもらえてよかったです。なお、絵本は40ページにわたる作品で、吹替を入れた放送時間は20分を超える”大作”となりました。(ちなみに吹替録音のとき、なんと校長以外は「ノーミスのテイク1」の一発撮りで終了しました。さすが”先生”です。”読み聞かせでプロフェッショナル”を感じました。
人権週間の取組が終わったあと、13日からお昼の放送で、代表児童が各学級の取組を発表しました。この日は、3人とも人権読み聞かせの「プペル」の感想を発表してくれました。