二日目は、ラジオ体操をしたあと、朝ご飯を食べて、みんなで遊びました。
炭窯の中を見せてもらいました。炭を作るのに10日程かかるそうです。その間もずっと世話をすることと、そんなに日数がかかるのかとびっくりしました。そういえば、NHKの朝ドラで信楽焼の登り窯が出てきますね。
次は、「炭の火起こし体験」をしました。みんな一生懸命聞いています。
マッチを使い、火をつけて、杉の枯れ葉や枯れ枝に火を移し、炭にも火をおこしました。班で協力して、いろいろな方法を試したり、何度もやってみたりしながら、最後はどの班もうまく火がおこりました。
ライター・ガスコンロ・IHヒーター・電子レンジ…。現代は、身の回りに手軽でできる大変便利な物があふれています。炭やマッチなどの道具を使ったこの活動で、改めて、自然や火のありがたみ・昔の方の知恵を感じることができました。
火おこしがうまくいったら、次はお楽しみのマシュマロとかき餅焼き。おいしかったです。午後は、やまのこの振り返りをしました。心に残ったことや初めて知ったことをワークシートに書いたり、学習の場となった「森への手紙」を書き綴ったりしました。
大昔から私たち人間は、森や水の恵みをいただいて生きてきました。わずか2日間の体験でしたが、そんな周りの環境への感謝の心も芽生えてきたことと思います。2日間の締めくくりの閉校式。みんな楽しかったこの2日間を思い出しながら、静かにお話を聞いていました。最後にみんなで記念撮影をし、高山キャンプ場をあとにしました。お世話になったやまのこの先生、キャンプ場の所員の方々、ありがとうございました。