4年生は、いつもならこの時期に社会科の学習として、「水道の水」について調べるため、近くの浄水場へ見学に行っていたのですが、今年は昨年度に引き続いて見学ができません。その代わりに、長浜水道企業団の方が、6月10日(木)に浄水場の出前授業に学校に来てくださいました。
2名の方が教えに来てくださいました。プロジェクターに映っているのが、琵琶湖の水を取り入れる取水塔です。湖岸道路を車で走っていると、遠くに見えます。この取水塔から入る水が、長浜の大部分の「水道水」になっているのです。ちなみにわたしたち高月の「水道の水」の水源は、地下水で、高月中学校の近くにあるそうです。
ろ過装置の断面や、次亜塩素酸ナトリウムの消毒薬のタンクの写真を見せてもらいました。
消毒液を入れると、色が変わる実験も見せていただきました。琵琶湖の水や地下水をいくらきれいにしても水道水には使えません。滅菌消毒をする薬が入っていないといけないことも勉強しました。
私たちの生活に欠かすことのできない大切な水道水が、どのようにして作られ、私たちの家庭まで運ばれてくるのかが、分かってきました。
全校朝会で話題にした「かんきょう問題」について、自分たちでできることの一つに「かんきょう問題について学習すること」があると言いました。4年生は「水道の水」の学習がまさに「かんきょう問題」とも関連があり、子どもたちは、改めて、飲み水となる琵琶湖をきれいにすることの大切さを学びました。