6月14日(水)に、4年生が水生生物調査を熊野の余呉川で行いました。講師として、湖北野鳥センターから植田先生が来てくださいました。
さっそく川に入って、川幅や水の深さ、流れの速さなど川の様子を調べました。
次に、植田先生から、じょうずな網の使い方を聞いた後、川の生き物を調べました。
網を使って、とった生き物をバケツに入れて、集会所の前に持っていきました。白いバットに種類別に分け、どの種類がどれくらいいるのかを調べました。アメリカザリガニ、スジエビ、ヤゴ、カワニナなどがいました。
中には、魚を捕まえる子(先生)もいました。上から、カワムツ、ドンコ、ヨシノボリです。
川の汚れ具合を調べることができる指標生物がどれくらいいるか調べました。「きれいな川」によく棲む生き物もいましたが、「汚れている川」によく棲む生き物もいて、幅広く生物がいることが分かり、結果として、「やや汚れている川」ということでした。
下は、「パックテスト」といって、薬品の入った容器に川の水を入れ、薬品によって川の汚れ具合も調べました。
たっぷり2・3時間目を使って、第1回目の「水生生物調査」が終わりました。まだまだ時間が足りないくらいでした。それくらい子どもたちは、生き物の採集に熱中し、ふだんあまり見たことのない生き物にも接したり、川の汚れ具合を調査したりして、「水環境」の学習に取り組みました。
活動の途中で、川の中や両岸で見つけたいろんなゴミについて、言葉を発する子もいました。発泡スチロール、空き缶やペットボトル、CD、プラスチックなど。
この学習を通して、わたしたちの住む地域の川をいつまでもきれいにし、誇りの持てる川にしようという気持ちを持てたらと、願っています。