4年西野水道見学

10月3日、4年生が西野水道を見学しました。西野水道は、古保利学区3大財産の一つで、毎年4年生が学習をします。当日は、西野の方に講師をお願いし、西野水道がどのように作られたのか、西野水道の中はどうなっているのかなど教えていただきました。写真は、ほりぬき公園です。説明を聞いた後は、いよいよ水道の中に入りました。東側の入り口です。中はこんなにせまい通路です。真っ暗で、足下はごつごつした岩で歩きにくいです。所々に石のみで掘った痕が見られます。はじめは能登(石川県)から来た石工さんによって掘られ、後で伊勢(三重県)からきた石工さんによって掘られたと言われています。たくさんのこうもりにも出会った後、琵琶湖側に出てきました。これは、現代の西野水道とも言うべき、余呉川放水路です。3代目です。現代の2代目の水道を歩いてほりぬき公園に戻り、石工体験をしました。「げんのう」「のみ」を使って、堅い石を掘っているところです。力を入れないとなかなか掘れません。昔の石工さんの苦労を知ることができます。その後、西野コミュニティーセンターに移動し、西野恵荘さんや石工さんの人形や歴史的資料を見せていただきました。みんな昔の方の道具や衣装一つにも驚いていました。最後に、「西野水道物語」の紙芝居を見せていただきました。講師の先生ありがとうございました。

今後は、この見学で体験したことや見聞したことをもとに、「西野水道劇」の台本作りに取りかかり、11月の学習発表会に向けて劇の練習に取りかかります。