6年古保利古墳群見学

7月22日(水)に6年生が「古保利三大財産」の一つ、「古保利古墳群」の見学に行きました。当日は、地元の成田さんに講師として来ていただき、ガイドもしてくださいました。山道に入ると、当然のことですが、ムカデや毛虫・いも虫・こん虫といろんな虫や生き物が見られます。学校林以来の半年ぶりに山に入った6年生は、もう虫たちが気になって、「キャーキャー」悲鳴を上げ、コロナ感染防止のために大声を出さないことになっていましたが、そんなことはどこへやら・・・。昔、木戸の湊という港が山の向こうにあり、人々は山を越えて荷物を運んだそうです。「いっぷく場」では、重い米俵を担いだまま、いっぷく岩の上に腰かけたそうです。山の中にある解説書のところで、成田さんから古墳群の説明をしていただきました。古墳は130基以上あること、それらの多くは、尾根伝いに作られていること、大きな古墳(西野山古墳)は長さ90mぐらいあることを教えていただきました。「なんでこんな山の上に古墳を作ったのだろう?」「どんな身分の人のお墓だろう?」など、お話を聞いていて、謎がわいてきます。山道を歩きながら、いくつかの古墳を勉強しました。小松古墳という60mぐらいの大きさの前方後円墳の上に立ち、そこで熱中症対策の飴を担任の先生からいただく。気持ちよく、食べているときに、改めて「お墓」の上だと気づくと、また、「キャー」の声。「そんなこと言わんといて。」古墳の学習の合間に見えた竹生島の景色はとてもきれいでした。昔の人の見た景色は、今も変わらないでしょう。担任は、「卒業アルバムに載せるで!」と言って、竹生島をバックに子どもたちの記念写真を撮っていました。さすが6年担任!山道を下りて、成田さんにみんなでお礼を言いました。古保利の山が改めてすごいところだなと感じた1日でした。遠く紀元前の昔から湖北の王や豪族たちが古保利の山に古墳を築いたことは、古くから古保利の里が栄えていたことを物語っているのではないかと想像します。

みんな自転車に乗って、西野水道経由で学校に戻りました。時間(日)があれば、古保利の学区にある古墳にまだまだ行きたいと担任は意気盛んでした。虫がいなければ、みんなもついていくでしょう!