運動会の種目に児童会が中心になって内容を考える種目があります。「なかよしリレー」です。色の全員が何かのリレーに出ます。今年は、コロナのことを考えて、コンセプトは、「非接触&ソーシャルディスタンス型リレー」です。これが、種目の内容を考えるうえで、なかなか難しいようです。まずは、「ひもつなぎ」。「てつなぎ」ができないので、鉢巻きのはしをもって、2人で走ります。次は、「フラフープ」。2つのフラフープをつないで、一つに一人ずつ入って、2人で走ります。3つ目は、「一輪車」。荷台に乗った子を落とさないように運びます。4つ目は、「ボール運び」。2本の棒の間の缶に乗ったドッジボールを落とさずに運びます。完璧なソーシャルディスタンスリレーです。5つ目は、「むかで」。昨年は、4人で走っていたのですが、密にならないように間隔をあけて、一番前と一番後ろの2人のムカデで走ります。これが、難しい。前の子の肩に手を置くこともできず、ひもが緩んで踏んでしまうと、こけてしまいます。ということで、この「むかで」はこの日のうちに却下となりました。児童会と6年担任、即断即決、変更が早いです!6つ目は、「ぐるぐるバット」。目隠しをし、バットの周りをまわり、ペアの子に手をたたいてもらい誘導してもらって、目隠しのまま進みます。これも難しいため、そのままバットで引っ張ってもらうことに変更しました。7つ目が、「大玉転がし」。その名の通り、大玉を転がします。カーブが難しそうです。観覧席に入っていくかもしれません。これらの7つの内容をリレー形式でバトンをつないで競争します。
9月29日は、第1回目の練習日で、まず、班(各色2班ずつあります)ごとに教室で誰がどんな種目に出るか決めました。黒板に絵を描いて説明したり、すべてひらがなで書いてわかりやすくしたり、下学年の質問に丁寧に答えたり、どの班も下学年のことを考えて、工夫して相談し、決めていました。本校の目標とする「自治力」と「やさしく」が実行できていました。
その後、グラウンドに出て、各色入り乱れて、練習に取り掛かりました。初めてでうまくいかないペアもありましたが、みんなとても楽しそうです。だから「なかよしリレー」なのでしょう。でも、6年生は、一生懸命、やり方やうまくいくこつをみんなに教えていました。この種目には、トロフィーがかかっていますから。6年生は、必死なのです。
このような種目ですが、結論として、「とてもおもしろそうです。」みなさん、期待して見てください。
なお、「2人むかで」は、「超デカパン」に代わったそうです。どんなデカパンが出てくるのか、次の練習日が楽しみです。