5年稲刈り

5年生が、10月13日(火)に「田んぼの子」事業の一環として、稲刈りの農業体験をしました。学校の近くの田んぼの一角を使わせていただいています。春6月に植えた苗は、暑い夏を過ぎ、秋になって、こんなに大きく立派に実っていました。この日のために、ボランティアさん7名も来てくださり、農業アドバイザーの方の指導で、稲刈りを始めました。みんな夢中になって、稲を鎌で刈っていました。刈り取った稲を藁でくくるやり方も教えていただきました。子どもたちはすぐに覚えて、いくつもの束を作っていました。こんなにたくさんの稲が刈り取れました。途中でアドバイザーの方から、稲刈りのこと、機械(コンバイン)のことなどを教えていただきました。残りの稲は、コンバインで刈り取ってもらいました。あっという間に稲を刈り取るさまを見て、その速さに驚いていました。農業の機械化・効率化がいかに大事かわかりました。ちなみに昔は、一人で稲刈りをすると1反ぐらいだったそうです。機械の内部の様子も見せていただき、脱穀の説明を聞き、実際に脱穀体験もさせていただきました。最後に、コンバインの運転席に乗せていただき、もみの入ったタンクをのぞきました。

子どもたちは、今日の稲を刈る体験で収穫の喜びを味わい、機械の学習を通して、稲からもみの状態になるまでの過程を学びました。さわやかな秋空の下、とても気持ちよく農業体験を行うことができました。お手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。

「稲穂」にちなんだ俳句というよりことわざかもしれませんが、一句載せます。古保利の子どもたちには、卒業してからも、こうありたいものです。

実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな