5年しいたけの植菌体験

2月22日(月)の5時間目に、5年生が「しいたけの植菌体験」をしました。5年生は、これまで総合的な学習の一環で「学校林を舞台にした活動」を行ってきました。今回植菌に使用する木は、学校林管理委員会のメンバーさんが学校林の下草刈りなどをしたときに取ってきてくださった「椎の木」です。

7名の学校林管理委員会のメンバーさんやボランティアさんの自己紹介から始まりました。中には、5年生の児童のおじいさんもおられました。

5つのグループに分かれて、一人1本を目標に作業に取り掛かりました。

まず、「椎の木」に、上のような「ポンチ」という道具で、10センチ間隔で1列に穴をあけます。ポンチの頭の部分を何度も金づちでたたくと先が食い込み、ポンチを回しながらぬくと穴が開きます。金づちでたたくのに、少し力がいります。

穴をあけたら、「しいたけの種」を穴に差し込み、金づちでたたいて埋め込みます。これを1本の「椎の木」に4列行います。1列9個の場合、36個の「しいたけの種」を埋め込むことになります。ちなみに800個用意してくださいました。

どのグループの子も、学校林管理委員会の方やボランティアの方と一緒に、一所懸命作業に取り組みました。5年生は、こういう作業が大好きです。みんな夢中になって、やってくれます。

無事に植菌ができた「しいの木」は、名札をつけて、中庭に運びました。これも、子どもたちが率先して動きました。

代表児童数名がお礼の言葉や感想を言って終わりました。来年の春まで、「しいの木」を学校で寝かせます。うまく育つことを願っています。7名の方々、ありがとうございました。めったにできない体験をさせていただきました。