ものづくり教室

新型コロナウイルス感染症の影響で、実施を見合わせていた「ものづくり教室」を開始しました。「ものづくり教室」とは、おもちゃや科学工作、飾り、焼き物などのものづくりを地域のボランティアの方に講師として教えていただく事業です。2学期は、5年生と6年生が各1時間ずつ行いました。

【5年生 しめ縄づくり】3名の講師に方に来ていただき、正月に飾る「しめ縄」を作りました。まず、あらかじめ用意してくださった組んでいる藁に3つめの束を合わせてすぐり、縄を作ります。

なった縄の余分な藁をはさみできれいに切り落とし、「迎春」の札やつるなどの縁起物の飾りを付けたら出来上がりです。とてもいいのができました。玄関に飾りたいですね。

【6年生 焼き物】焼き物の講師の先生とものづくりボランティアさん合わせて7名の方にお世話になりました。来年の干支の「丑(うし)」を粘土で作りました。1枚の薄い粘土を丸く合わせて丑の胴体を作り、その中に音が鳴るように丸めた粘土を入れて土鈴のようにしたり、耳や角を付けたりして完成させました。

お手本をまねて作っていますが、胴体の膨らみ方や顔の向き、角の付け方など、それぞれの個性が出ています。そして、みんなが作った「丑」を箱に詰めて、焼きに出しました

しばらくして、窯で焼いてもらった「丑」が学校に届きました。とてもかわいい干支の「丑」が出来上がりました。各自2つずつ持って帰りましたが、さて、みんな家のどこに飾るのでしょうね。

日本人は、昔から、新年を迎えるために、しめ縄を飾ったり、干支にちなんだ縁起物を飾ったりしてきました。5・6年生は、そんな伝統的な工芸に触れる「ものづくり教室」となりました。

「よい年に…!」 願いを込めて 鈴がなる