5・6年茶道教室

5・6年生が、社会科の学習の一環として、10月12日(火)に「茶道体験」をしました。講師として、塚越様に来ていただき、和室で行いました。

まず2時間目に5年生が茶道体験をしました。「茶道教室」とはいえ、作法や礼儀が大切であるという意識の表れからか、まず上ぐつのそろえ方からきちんとできていました。

はじめに、「茶道」の成り立ちや「利休七則」を勉強しました。

次に、お茶の点(た)て方を習いました。大きな茶碗に抹茶を入れて、湯を注ぎ、茶筅で攪拌して泡立てました。実際に「客」である学級の友だちに、お茶を点ててもてなしました。

このようなとてもよいお茶ができました。

もてなす側は作法に倣って、お茶を「客」に運び、「客」も作法に倣って、茶碗を回し、お茶をいただきました。

ちょっと緊張気味の5年生でしたが、しっかりと「茶道」を習うことができました。

3時間目は、6年生が「茶道体験」をしました。みんなとてもよい姿勢でお茶を点てていました。

長く正座をしていると足がしびれてきたようです。でも、我慢して頑張っていました。

「お茶」につきものの、茶菓子をいただくのも楽しみの一つです。いただきながら、思わず笑顔がこぼれました。

古保利小学校では、はじめての「茶道教室」でした。ほとんどの日本文化が室町時代から続くと言われています。茶道もその一つであり、日本の伝統的な文化の一つを厳かに体験することができました。

運動会の練習真っ盛りの中で、「静」の時間を過ごし、「心地よい一服」となりました。