10月17日、 滋賀県平和記念館から、講師の先生をお招きし、 平和学習を行いました。 千人針の実物です。実に一本一本丁寧に縫ってあります。縫った方の出征する兵士への複雑な願いを感じることができます。他にも、焼夷弾や手榴弾、召集令状なども見せていただきました。滋賀県民の戦死者数は、32592人。こんなに大勢の方が戦争の犠牲になったことを初めて知りました。空襲の実際の映像も見せていただきました。一瞬で焼け野原になる怖さを知りました。戦時中、古保利小学校は疎開受け入れ校であったそうです。また、西柳野や西野のお寺などにも町から疎開児童が来たことを、その頃の写真や疎開人数などで教えていただきました。こんな身近な場所の当時の様子を教えていただいたことで、より一層、戦争の事実だけでなく、戦争の悲惨さや平和への願いを子どもたちそれぞれが深く感じたことと思います。貴重な学習の時間となりました。
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