和室と図書室とプールそうじ

6月は学校再開の他に、校舎内外で様々な環境整備を行いました。

まず、行ったのは2階の和室。中央の照明カバーの障子紙にところどころ亀裂が入っていたり、破れていたりしていましたので、障子の枠を外し、障子紙を張り替える作業を行いました。枠を外してみると、なんと電灯が8本もきれていて、びっくりしました。かなり長い間交換されていなかったのかもしれません。古い障子紙をはがし、枠を水洗いし、乾かして、新しい障子紙を貼ります。昔は、ほとんど日本家屋で、2~3年に1回は障子紙を張り替えたものです。現代は、家のつくりも様変わりし、障子紙を張り替えることも少なくなったことと思います。ちなみに障子紙を換えてくれた本校の若い職員も、初めてしたそうです。テーブルの上に乗せた脚立を上がって、新しい障子紙を貼った枠を1枚ずつはめ込みました。せっかく張った新しい障子紙が破れないように慎重に行いました。電灯を付けてみると、前よりもとても明るくなりました。図書室前のガラスケースの中の飾りは、図書ボランティアさんが、毎年数回新しい飾りに交換してくださります。新型コロナの影響で、外部の方は学校に来られず、6月になって、来てくださることになりました。新しい飾り、ありがとうございます。最後は、プールです。今年は、プールでの水泳学習が中止になりました。まさかの事態にびっくりされたと思いますが、しかたありません。大変残念なことです。しかし、プールの汚れは、汚れたままです。古保利小学校のプールは、まだできて5~6年の新しいプールです。2年間汚れたままで来年大丈夫かわかりません。そこで、思い切ってプール掃除をすることにしました。例年なら、4~6年児童も一緒になり、プールを掃除するのですが、今年はそうはいきません。使わないプールを掃除させるのは、気の毒なことです。また、新型コロナの感染防止のためにも、職員だけで行うことにしました。しかし、10人少しの職員だけでは、何時間かかるかわかりません。そこに、助っ人が・・・。このような事態に、PTA会長様はじめ、PTAの有志の方、約10名が来てくださり、お手伝いしてくださりました。そのおかげで掃除もどんどんはかどり、上の写真のようなきれいなプールに生まれ変わりました。

今回、このように「大人のプールそうじ」になりました。参加してくださった方は、「まさかこの年になって、プールそうじをするとは・・。」「いやー、おもしろい。」「「子どもが、私もいきたーい。」と言って、悔しがっていた。」「結構、疲れるわ。」などの感想がありました。

古保利小学校は、他校よりもプールができるのが大変遅く、「念願のプール」です。なお一層大事にしたいという思いでプールを掃除しました。今回、きれいにしたことで、来年、きっとよい状態でプールを使うことができるでしょう。子どもたちのために、そうじにご協力してくださった皆様、ありがとうございました。感謝申しあげます。