9月4日(金)に5年生がフローティングスクールに行ってきました。例年は、船の中で1泊しますが、今年は日帰りとなりました。一緒に乗船したのは、七郷小学校、南郷里小学校、河南小学校の5年生です。長浜港で4校が顔合わせをし、各校の先生の紹介、フローティングスクールの先生からの諸注意が終わって、いよいよ乗船しました。この学習船の名前を「うみのこ」と言います。実は、今から37年前になんと我が古保利小学校の先輩方(児童会)が応募した名前が優秀作として採用されたのが、この「うみのこ」の船名だったのです。また、あのFとSのシンボルマークは、当時古保利小学校の教諭であった大杉先生が考案されたものが採用されました。船名もマークもダブルで古保利小学校が関係しているとは、すごいことですね。ちなみに現在の船は2代目で、今年でまだ3年目となる新しい船です。長浜港を出て、彦根沖で多景島を1周回りました。陸地からはなかなか見えませんが、島はこんな風になっているのですね。フローティングスクールでメインの活動である「びわこ学習」が始まりました。多目的室では、琵琶湖のプランクトン観察、魚の学習、湖底の学習、漁法の学習をしました。古保利の子たちは、どれも興味津々で熱心に学習に取り組んでいました。プランクトン観察では、なぜかビワクンショウモを探していました。甲板では、水の透視度調査を行い、北湖や南湖などの水のきれいさ比べをしました。船は近江八幡の沖島付近を航行し、再び甲板に出て沖島を展望しました。淡水湖の島に人々が住み、学校もあるのは大変珍しいことです。お昼は、食堂でポークカレーをいただきました。2代目の新しい船は、乗船者が一度に食事ができるように設計されていますが、コロナの関係で一人おきに座り、いただきました。目の前には透明なプロテクト板も設置されて、いろいろと感染症対策も講じられています。子どもたちは、部屋(活動室)に帰ると、学習のまとめをしたり、くつろいだりしました。最後に、1日お世話になった「うみのこ」を掃除しました。午後、予定より少し早く無事に長浜港に戻ってきました。2つの台風の合間の航海で、天候を心配しましたが、一時の雨だけですみ、風もなく、暑くもなく、この時期としては過ごしやすい1日でした。1日だけのフローティングスクールとなりましたが、「一生に一回しか乗れない滋賀の誇れる船=うみのこ」に乗れたことは、きっと子どもたちの一生の宝と思い出になったことでしょう。次は、ミシガンかな?
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