3年総合「ふるさと再発見!高月の昔話」

3年生の1学期の総合的な学習は、「ふるさと再発見!高月の昔話」でした。例年、昔から冊子にまとめられている「高月の昔話」を読んで学習するのですが、読んだ後の続きの学習活動がなかなかよいものが見つかりません。しかし、今年度、導入されたタブレットを使うと、新しい学習活動を展開することができました。

この学習の始め(導入)に、毎年冬に全校で行っているあの大きな「古保利小ふるさとかるた」を、3年生だけで行いました。この活動は、一人で何枚も取れるので、大いに楽しめました。

この「ふるさとかるた」には、古保利学区だけでなく高月町全体の昔話や名所などが表されています。古保利っ子の(かなり前の)先輩たちは、よくこんな絵をたくさん描いたものだと感心します。

次に、各自、この「かるた」に書かれている「昔話」一つを選んで、昔話を読み、タブレットのロイロノートを使って、お話を短くまとめたり、感想を書いたりします。1時間の途中で終わっても、「保存」ができますので、次の学習の時、素早く続きから取り掛かれます。また、ネットから関連する写真も取り込んで、写真付きの文章でわかりやすく表すことができるようになりました。

さらに、大きな「ふるさとかるた」1枚1枚をカメラ機能でタブレットに取り込み、小さなカードにして印刷した後、拡大した高月町地図に、場所を確認しながら貼り付けていきます。

今まであまり意識していなかった「ふるさとかるた」の場所が明らかになり、「昔話」と「かるた」と「地区(自治会)」の3つが繋がってきました。

もう一ついいことは、この「ふるさとかるた」から勉強を始めたので、今度の冬の「かるた大会」では、3年生がたくさんかるたを取ることでしょう。