古保利小学校では、各学年とも毎月一編の詩を暗唱しています。
第1段階はおうちの方に聞いてもらい合格をもらう、第2段階友だちに合格をもらう、第3段階担任の先生に合格をもらう、第4段階(最終)校長先生に合格をもらうようになっています。「しのあんしょう」カードにサインを書いてもらったり、シールを貼ってもらったりします。
1年生の子たちも、校長室に来て、覚えた詩をすらすらと言えるようになってきました。
7月までの詩(3編)は、全学年全児童が1学期中に合格しました。3年間で初めてのことです。みんな大変よく頑張りました。
なお、子どもたちは、詩に出てくる言葉を全部知っているわけではありません。こういう機会をとらえて、知らない植物や虫などが詩に出てきたら、写真を見せて、ことばと実物が一致するようにしています。また、時々、校長室に来る子たちに、「これは、どういうこと?」と詩について尋ねたりしています。そうすることで、詩のイメージが湧き、より一層その詩が印象深く頭に入るだろうと考えています。
全員の詩の暗唱が終わった学級は、全員で詩を読む「群読」に取り掛かり、最後に校長先生に聞いてもらいます。
大きな声での「群読」はできませんが、みんなで声をそろえて読むことが上手になってきました。これらの積み重ねで、2学期の11月に古保利小学校の伝統の「学習発表会」で、素晴らしい発表ができたらと思っています。そのためにも、感染が拡大しないようにと願っています。