9月13日(月)に4年生が「生き物の引っ越し」をしてくれた後、14日と15日に職員3名で池の底にたまった泥を取り出しました。何杯もバケツに泥と水を入れては、一輪車で捨てに行く作業を繰り返し、コンクリートの底が見えてきました。なんと排水用の溝がありました。パイプに向かっていました。なんで?
9月15日(水)4校時、今度は5年生の力を借りて、池の周囲の大きな石にこびりついている「藻」や「苔」や「土」を取り除く作業を行いました。5年生は、長靴やサンダルや汚れてもいい服を用意して、準備万端です。さすが、5年生、「プールそうじ」で身に付けたブラシでこすってきれいにする技術をこの場で存分に発揮して、たくさんの石をきれいに磨いてくれました。
中には、めずらしい虫を見つけて、見せてくれる子もいました。ナナフシのようです。
池の中の作業は、一度にたくさんの人は入れませんから、2班に分かれてローテーションで作業をしました。30分近く頑張って掃除をしてくれたおかげで、周囲の石がとってもきれいになりました。
この作業は、泥のにおいもするし、手や服も履物も汚れるし、きれいな仕事ではありません。ちょっとしんどい作業かなと思いましたが、5年生の子たちは、本当によく取り組んでくれました。池のために、生き物のために、みんなのために、そして、将来の古保利小のために頑張ってくれた5年生に拍手を送ります。
最後に礼をして終わりました。「礼に始まり、礼に終わる5年生!」
昼になり、忙しい中、東野造園さんが来てくださいました。「パイプを取ると、排水できるで。」そのための溝だったのかと、やっとわかりました。金属の棒や太い針金を突っ込みましたが、パイプの中の土は固まっていて硬くてなかなか取れません。悪戦苦闘、針金を70cmほども入れて、かき回していたら、ようやく少しずつ水が流れ出しました。なんと排水のできる池だったのです。
次は、いよいよ水漏れ箇所を探し、修繕に取り掛かります。