全校立腰タイム

「よい姿勢で学習に臨む」ことをめあてに、古保利小学校では、各学年で朝に「立腰タイム」を設けています。これまでから取り組んできたことですが、どの学年も「朝の会」は、日によってやることがたくさんあり、つい疎かになっていた取組でした。

そこで、この2学期から、毎日、1時間目の始まりのチャイムと同時に、「まず10秒間から始めよう」というめあてで全校一斉の「立腰タイム」を始めました。教室には、①足は、ピタ。②背中はピン。③目と口は、閉じる。」の掲示物がありますが、改めて、このめあてにも気を付けて取り組んでいます。

45分間の授業をずっと集中して、しかもよい姿勢で最後まで頑張ることは、大変なことです。しかも、2年生以上は1日に6時間もあります。低学年だけでなく、上の学年でも、お昼あたりになってくると、つい姿勢も崩れがちになってきます。また、週の後半にもなると、疲れも出てくるのでしょう。でも、これを見逃していれば、ますます姿勢の悪い子たちが増えていきますので、こういう取組をして、まず、「よい姿勢を作る」(基本を作る)、「少しの注意で直すことができる」(他力修正する)、「自分で思い出して、自分でよい姿勢が作れる」(自力修正する)ことができたらと考えています。

今では、クラスによって、1分間も「立腰タイム」を取り、よい姿勢の習得に励んでいます。毎日、各クラスの授業を見せてもらっていますが、よい姿勢の子たちが少しずつ増えています。