【低・中・高別 色別全員リレー】得点種目は、残りリレーの３つとなりました。まず、５・６年のリレーです。さすがバトンパスがうまいです。流れるようなパスがいくつもありました。そして、アンカーまでなんと３チームが大接戦の見ごたえあるレースでした。次に、１・２年のリレーは、フィールで内で行われ、リングバトンを渡す折り返しリレーをしました。一人ひとりがチームのために頑張って走りました。リレーのトリは３・４年のリレー。これも、アンカーがゴールで追いつくかという大歓声の起こるレースでした。まさに、リレーの醍醐味を見せてくれた今年の色別全員リレーでした。
【５・６年生 団演「共創～２５色の調和～】運動会のフィナーレを飾るのは、高学年の団体演技。近年は、安全面から組体操ができなくなり、また、新型コロナの対策で、接触しての演技も控えることになり、担任は、どんな内容の演技にするか随分頭を悩ましたようです。そこで、一人でする体操や接触しない体操を取り入れるなど工夫を凝らして演技構成を考えました。高学年２５名、みんなで「呼吸」と「技」と「力」と「心」を合わせて、令和３年度の古保利小学校の運動会の大トリを飾ってくれました。素晴らしかったです。
【閉会式】あっという間に、午前中の運動会のすべての種目が終わりました。体育主任が設定した予定のほぼ時間通りに終了し、閉会式を迎えました。総合優勝は赤組で、大きな大きなトロフィーを代表児童に渡しました。勝ち負けはありましたが、どの子どもの顔には、やり切った充実感と清々しい笑顔が見られ、全員が「金メダル」をつかんだ運動会だったと思います。このコロナ禍の制限された練習でありながら、素晴らしい取組であったと同時に、８０名それぞれに成長が見られた運動会であったことを、校長としてうれしく思います。
昨年、観覧席をどうするのかなど、ＰＴＡの方が何度も協議してくださった運動会。なんとか乗り切った令和２年度でしたが、「今年は、ちゃんとした運動会ができるのか？」この春から、ずっと考えていました。オリンピック後の夏の感染者数のピークには、あきらめに近いものがありましたが、一縷の望みを信じて、また、ご家庭や地域の感染対策を信じていました。１か月遅れではありましたが、このような素晴らしい舞台になるよう、応援してくださった保護者の皆様、除草・葉刈りなど環境整備に力を貸してくださった地域の皆様に、本当に感謝申しあげます。ありがとうございました。
