6年生はこの秋に様々な福祉体験学習を行いました。紹介します。
①【車いす体験】体育館で車いすの使い方を学びました。マットなどほんのわずかな段差があると、なかなか進まないことが分かりました。②【アイマスク体験】これは、目が見えない方が使用される白い杖(白杖=はくじょう)です。「命の棒」です。目を覆ったり、アイマスクをつけたりして、目の不自由な時の感覚を学びました。社会福祉協議会の指導員の方ありがとうございました。③【手話体験】耳の聞こえない方が言葉として活用される手話。テレビでも見かけることがあります。一つ一つの言葉を学びました。覚えるのは難しいです。④【シニア体験】歩くのが不自由なお年寄り、目の見にくいお年寄り。お年寄りは、私たちが想像するよりはるかに不便な生活をしている方もおられます。⑤【認知症絵本教室】最後は、認知症の学習をしました。テレビ絵本を使って、認知症のことを学び、班ごとにまとめたことを発表しました。たくさんの方にボランティアとして来ていただきました。このように、6年生は、2学期ににたくさんの福祉体験学習を重ねました。健康である私たちは、しょうがいのある方やお年寄りの苦労や気持ちは、なかなかわかりません。でも、今回の体験学習を通して、「少しわかった。」「気がついた。」「なるほど。」「そうだったのか。」など、様々な学びがあったのではないかと思っています。しょうがい者やお年寄りの方を、同じ人間として相手のことを思いやり、必要に応じて、手をさしのべられる優しい古保利っ子であってほしいと願っています。自分がそうしてもらえるとありがたいように・・・。