9月1日は「防災の日」です。かつて、大正時代に関東大震災がこの日に起こり、防災の日と定められたそうです。
古保利小学校でも、8月27日(木)に第2回の避難訓練を行いました。
今回は、地震が発生した後、パソコン室から火災も起こったという設定ですが、児童には訓練の「予告なし」で行いました。ですから、急に地震が起こったということで行動することになりました。高学年は、図書室や体育館・音楽室など特別教室で学習をしていたという学年もありましたが、そこでどのように自分の頭などを保護し、避難するかも訓練としました。実際どこで地震に会うかわかりませんから。当日は、伊香消防署から署員の方に来ていただき、避難訓練の様子を見ていただき、講評をいただきました。「どの学年も静かに集中して体育館に避難することができた」というお言葉をいただきました。次に、消火器の使い方を教えていただきました。最後に、実際の消火訓練として、体育館にある消火栓の中からホースを伸ばして、放水の訓練を行いました。職員自らホースを伸ばし、ホースの先をもって、中庭に放水しました。子どもたちは、ホースから出される水の勢いを食い入るようなまなざしで見ていました。災害はいつ起こるかわかりません。でも、起きたときに、いかに冷静に正しい判断で行動できるかはとても大事なことです。「命」にかかわることですから。「マニュアル通り動く」ことも大切ですが、「考えて動く」ことも大切であると考えています。そんな非常事態に備えて、今回「少しでも、本当の災害を想定して訓練」しました。職員も、事前に「非常持ち出し袋」に何を入れて持ち出すのか決めておいて本番の訓練で素早く持ち出したり、実際に消防署に電話を入れて、連絡したりする訓練も取り入れました。
子どもだけでなく、職員にとっても、非常に実のある訓練をすることができました。