学校教育支援功労者・団体表彰

3月4日(金)長浜市役所において、「令和3年度 学校教育支援功労者・団体 表彰式」が行われ、5名の個人と、4つの団体が表彰されました。古保利小学校からは、長年の功績を認められ、「学校林管理委員会」がめでたく表彰されました。代表で、20年以上にわたって学校林の世話に中心となって携わっていただき、学校林管理委員会の委員長であります川越清孝様にご出席いただきました。

なお、表彰の様子は、「おうみ!かわら版 彦根」でも放送されました。(3月7日)

【古保利小学校学校林管理委員会とは】

明治38年に地元の方が寄贈されたことにより始まった「古保利小学校学校林」。現在は、昭和14年に寄贈された新たな「学校林」を地域の方が長きにわたって、管理・運営に携わり、学校を支援してくださいました。特に、平成17年には、「学校林」の杉材を新体育館建設の一部に使用するためにご尽力いただきました。

地域で「学校林」を管理し、学校を支援するという、これまでの流れを受け継いだ「学校林管理委員会」は、平成28年に再結成され、現在も継続して管理と支援に当たってくださっています。学区の各地域から選出された管理委員を中心に、学校林の下草刈りや枝打ち、林道の整備などの環境整備に取り組んでいただいています。

また、児童の森林環境学習にも協力いただき、現在は、5年生を中心に、学校林で杉やカエデの植林をしたり、学校林で切り出した丸太に椎茸の植菌をしたり、木材による植木鉢カバーの卒業制作の援助をしていただいたりしています。さらに、「春の全校親子遠足(隔年)」では、委員様が現地で学校林の歴史を語ってくださったり、杉の丸太の製材を見せてくださったりして、遠足の活動にご協力いただいています。「山と緑」に縁の深い古保利小学校ならではの支援団体です。

県下でも珍しい「学校林」を有する古保利小学校。その「学校林」の世話をしてくださる「管理委員会」がめでたく表彰されましたことを大変誇らしく思います。また、これまでの多大なる功績に対しまして、学校を代表しまして、深く感謝申しあげます。