給食の歴史
給食の始まりは、明治22年、山形県の私立の小学校で始まったとされています。当時、学校には貧しくてお弁当を持っていけない子がたくさんいて、その学校を建てたお坊さんが、おにぎりと焼き魚、漬物といった昼食を出したそうです。その後、その取組は全国に広がっていきました。しかし、戦争のため学校給食は中断されました。戦後になり、日本では食糧難から子どもたちの栄養不足の問題が起こり、昭和22年12月24日、ララ(アジア救援公認団体)の支援により給食が再開されました。その日は冬休みになるため、1か月後の1月24日からの1週間を「全国学校給食週間」とすることになりました。
古保利小学校学校給食週間
古保利小学校では、25日から29日までの1週間に学校給食週間の取組を行いました。まず、朝の放送で給食担当が上記のような学校給食の歴史や給食週間の取組の話をしました。
給食の時間になると、放送委員会の子たちが、今日の献立を放送します。また、クイズやインタビューをしたり、みんなからのリクエスト曲をかけたりして、給食の時間が楽しくなるように頑張っています。上は、1月28日(木)の給食でした。「長浜や滋賀の食べ物を味わおう」という献立で、「アユの甘露煮」「小松菜と湯葉の炒め物」「打ち豆汁」「近江米ムース」「ごはん」「牛乳」が出ました。とてもおいしくいただきました。
生活委員会の子どもたちは、全校の児童に豆つまみをしてもらい、「おはしの正しい持ち方チェック」をしました。また、「給食5行詩」(お・い・し・い・な、で始まる言葉の詩)を全校に書いてもらいました。
ちょっと各学年の作品を紹介しましょう。みんなよく考えていますね。
【1年】 おなか いっぱい しあわせ いっぱい なかよくたべよう
【2年】 おにぎり いいな しおふって いすにすわり なかなおり
【3年】 おなかへったな いったいいつになったら給食なんだ しゅうまい食べたい いつもうまいな なんでも食べられるな
【4年】 おいしいな いつも食べてるけど しっくりこない味はない いつも食べてるから なかよくおいしく食べるんだ
【5年】 おおきな声で いただきます しょう(小)5の教室 いつもにぎやか なかよく食べる
【6年】 おいしい給食 いっぱい食べて しょくざいに感謝し いっしょうけんめいにすききらいを なくそう
給食でお世話になっている給食センターやパン屋さんや牛乳屋さん、配膳をしてもらっている校務員さんにお礼の言葉や手紙を書いて渡しました。
今日も、子どもたちは、おいしく給食をいただいています。にぎやかに食べることはできませんが…。
お昼の給食 いつも栄養たくさん 四季折々の いい料理 なかよく食べて元気に活動 (5年生の作品より)
うまい!