「緊急SOS 池の水…大作戦」①

古保利小学校には、運動場の片隅に「池」があります。以前から、池の水が毎日少しずつ減っていたのですが、最近減る量が多くなり、何とかしなくてはと思っていました。9月7日、多めに給水をし水位(水の深さ)38cmにした後、どれくらいのペースで水が減っているのか調べるため、毎日水位を測ることにしました。雨が1日降りましたが、5日間で26cmも減りました。「うーん。困った。」

この際、水漏れの箇所を調べて、修繕をするべきではないかと考え、某テレビ局が行っておられるタイトルのような「大作戦」とはスケールも内容も異なりますが、本校なりの「大作戦」を行うことにしました。

(9月6日の池)藻を取り除く前

 

 

 

 

 

(9月13日の池)

 

 

 

 

 

9月13日(月)1時間目、水の深さ8.5cm。「池の水…大作戦」の第1弾として、1学期に水生生物調査を行っている4年生の子どもたちに協力してもらい、「池にすむ生き物の引っ越し」をしました。普段は、眺めるだけの池ですが、この日は生き物を獲っても良いとのことで、4年生たちは生き生きと取り組んでくれました。

30分後、たくさんの小さな魚と10数匹のトノサマガエル、ゲンゴロウなどの水生生物などが獲れました。カエルの苦手な子が何人もいましたが、下の写真のように、勇敢に捕まえてくれる子もいて、助かりました。

4年生の協力のおかげで、無事、「生き物の引っ越し」が終わりました。次は、水底の泥を取り、周りの大きな石についている藻を取り除く作業となります。

よみがえれ! みんな力で 古保利の池